神聖降臨之詩碑
神聖降臨地
(しんせいこうりんのち)
乾坤定位時
(けんこんくらいのさだまるとき)
煌々至霊気
(こうこうとしてれいきいたる)
萬世護皇基
(ばんせいこうきをまもる)
徳富蘇峰
「皇室を中心とする国日本と徳富蘇峰」
明治、大正、昭和にかけての思想家徳富蘇峰は其の思想の中で根幹をなす「皇室中心主義」について「漸く行き着いた安心立命の処」と言い「此を宣揚して死んだら私の生存したる甲斐もある」と感得しえた思想の境地を語ったと云われています。
この詩は昭和二十七年「卒寿」を迎えた粗放の詠詩揮毫で、国体の精華が詠みあげられています。
詩碑は、昭和二十七年八月二十二日、照国海運社長中川喜次郎兄弟、並びにその厳父より同社の建造船タンカー「霧島丸」の進水を記念して奉納されました。
霧島神宮